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00149

同期化力
 
 電力系統に接続され、同期速度で運転している発電機群のうち、1台の発電機が何らかの原因で加速し、相差角θが進んだ場合は、これをもとに戻すような力が働かなければならない。 
発電機への機械的入力が一定であれば,θが増加した場合は発電機出力Pが増加し、この増加分に相当する発電機のエネルギーを放出させ、減速させる必要がある。発電機出力Pの変化に対する位相角θの変化を同期化力と呼んでいる。すなわちdP/dθを発電機の同期化力という。同期運転を維持するためには、 dP/dθ>0でなければならない。
同期化力が大きい場合は、系統に擾乱が発生しても,すみやかに同期状態に回復するが、擾乱が過大であったり、同期化力が不足している場合は、発電機の相差角θが大きくなり、ついには脱調にいたってしまう。
ある送電系統における送電端の電圧Vs、受電端の電圧Vr、両端子間のインピーダンスをX、両端の電圧相差角をθとすると、送電電力Pと同期化力dP/dθは次式で表される.
  P=VsVrsinθ/X
  dP/dθ=VsVrcosθ/X
 
定態安定極限電力
動態安定度
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