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00155

抵抗接地
 
この方式は、系統の中性点を抵抗器を通して接地するもので我国では22kV~154kVまで最も一般的に広く採用されています。これは地絡電流を抑制して通信線への誘導障害などを防止することが目的です。中性点抵抗の抵抗値は100Ω~900Ω程度で、1線地絡時の中性点電流が100A~500Aくらいになるように整定されます。地絡故障点にはこの電流と系統の対地充電電流のベクトル和が流れます。
 地絡電流を抑制するため、地絡継電器の事故検出機能は直接接地方式よりも低下します。これを補うため地絡継電器として零相電圧と地絡電流を組み合わせて動作する方式のものが多く使用されています。
 抵抗接地方式は直接接地方式と比べて1線地絡電流が小さく、誘導障害は少ないが1線地絡時健全相の電圧上昇は大きいので、線路や機器の絶縁レベルの低減はできません。
 
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