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00177

 

DGRは,電路に地絡事故が発生した場合に,その際流れる電流(零相電流)を零相変流器により検知し,同時に発生する零相電圧を零相電圧変成器により検知し,それぞれの出力を入力し,零相電圧を基準として零相電流の位相を判定し,零相電圧,電流のレベルが設定レベル以上で,しかも位相が所定の範囲内 (進み90°~遅れ30°)である場合に作動する。

 高圧受電用としてはすべて静止形が採用される。

 近年は高圧受電設備も規模が大きくなる一方,ケーブル布設の増大,太線化,長こう長化など対地静電容量が増大する傾向にある。このため事故時の零相電流が増大する。

 地絡事故が需要設備(自所の受電設備)以外の地点で発生した場合,需要設備から事故点に向かって需要設備の対地静電容量に起因する電流が流出する。

 一般の高圧地絡継電器では,電流レベルのみで事故の有無を判断するため,需要設備からの電流流出で作動することがある。これを不要動作といっている(誤動作とは違う。継電器は正常に作動している)。この不要動作を防止するために使用されるのが地絡方向継電器である。

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