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自己励磁現象
 
無励磁で定格速度で運転している同期発電機に、無負荷の送電線などの容量性負荷を接続した場合、残留磁気による電圧が進み電流を生じさせ、電機子反作用の磁化作用により、この電流がさらに端子電圧を高めて進み電流を増加させ、端子電圧はある極限値に達して安定する。この現象を同期発電機の容量性負荷に対する自己励磁現象という。
自己励磁現象による発電機端子電圧の上昇値は、発電機の無負荷飽和曲線と容量負荷充電特性から決まる。この電圧が定格電圧より非常に高ければ絶縁破壊を起こすおそれがある。

送電線路の試充電において、自己励磁による異常現象を起こさない方策

① 発電機に短絡比の大きいものを使用する。
② 受電端に誘導性負荷(分路リアクトル、無負荷の変圧器など)を接続する。
③ 受電端に同期調相機を接続し、低励磁(遅れ)運転をする。
④ 発電機に自動電圧調整器を使用して、電圧を制御する。
⑤ 複数の発電機に充電電流を分担させる。
 
 
 
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