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00226

カー効果
 
 
電気光学カー効果
磁気光学カー効果

磁気カー効果

一般に,物質に直線偏光の光を斜めに入射すると反射光は楕円偏光になり,その主軸方向が入射光の偏光方向から回転します. この現象を利用することにより,物質の屈折率や薄い膜の膜厚を決めたりすることができます. (このような現象は,等方性の物質に光を垂直に入射した場合にはおこりません.) ところが,物質が磁化をもっていると,挑戦偏光の光が入射したとき, 主軸の向きが入射直線偏光の向きから傾いた楕円偏光が反射してきます. これを,磁気カー効果といい,磁気カー効果は,反射光に対するファラデー効果といえます.

磁気カー効果は,強磁性体(強い磁石)やフェリ磁性体(やや強い磁石)のように巨視的に磁化を持つ物質においてのみ, 観測することができ,金属のように光が透過しない物質において利用しています.

強磁性体などの試料を観測する磁気カー効果には,以下に示す3種類のものがあります.

極カー効果
反射面の法線方向に平行に試料の磁化がある場合に利用します
縦カー効果(子午線カー効果ともいう)
試料の磁化が反射面内にあって,かつ,入射面に含まれる場合利用します
横カー効果(赤道カー効果ともいう)
試料の磁化が反射面内にあって,かつ,入射面に含まれる場合に利用します 

極カー効果の試料配置 縦カー効果の試料配置 横カー効果の試料配置



ポッケルス効果
 
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