Luigi Embergher 1856-1943 ボディラインの美しさは他の類を見ない。研究され尽くした製作技術はマンドリン製作者のみならず音楽家の間でも高い評価を受けている。 ルイジは1870年に工房に入り楽器製作を学ぶ、そして1880年ごろにアルピーノワークショップを買収。その頃にはEmbergherという名は確立されていた。そして1888年頃から楽器の発売を行った。その後数々の銘器を考案した。1938年にエンベルガーは工房をチェッローネに譲った。 ルイジの死後、ドメニコ・チェッローネ(Domenico Cerrone ~1954)がルイジ・エンベルガーのラベルで戦後も作り続けられたこと。 1954年にドメニコ・チェッローネが没した後も、息子のGiannino Cerrone が引き継ぎ、1960年まで続いた。そしてエンベルガーマンドリンはチェッローネ父子で途絶えたという事になっている。 〈 Terzini 〉(テルツィーニ): |