19世紀のナポリで、弦楽器製作の巨匠パスクワーレ・ヴィナッチャ(1808-1882)(1806~1885の説もある)の手によってマンドリンの性能は飛躍的に発達し、今ある形に完成した。 イタリアで一番マンドリン製作が盛んであった1900年前後に作られたマンドリンをOLDマンドリンと言われる。ヴィナチャの弟子には、
MICHLE MARATERやSTRIDENTEなどの素晴らしいマンドリン製作家がいる。
Johannes Vinaccia
Antonio Vinaccia アントニオ ヴィナッチャ (1734 - 1796)
1772年作のアントニオ作のマンドリンがVictoria and Albert Museum in Londonに残されている。 Vincenzo
Gennaro 1710 - 1788
GAETANO
1744年製のGaetano 作のマンドリンがConservatoire Royal de Musique in Brussels, Belgiumにある。
Gaetano Esposito
GIUSEPPE
1763年製のGiuseppe 作のマンドリンがKenneth G. Fiske Museum of Musical Instruments in Claremont, Californiaにある。
FRATELLI BREVETATO
パスクワーレ・ヴィナッチャ Pasquale Vinaccia(1808(1816?)-1882)
ガット弦をスチール弦に替え指板・ボディー・ネック・ヘッドの形状を改良しました
4対の複弦としました。木製だった糸巻きは金属に換え(後に銅製のものに変わった)、スパイラルスクリューによって弦を調整する機械式糸巻きを発案しました。
4度調弦だったものを5度調弦にしました。
フレットの延長、形状の改良、ヴァイオリンと同様の調律等 マンドリンより四度高いクワルティーノを作り
パスクワーレの息子
ジェンナロ&アッキーレ・ヴィナッチャ
ジェンナーロ 1832- 1933
ジェンナーロはパスクアーレの息子でアッキレとともに聖マリア・ラ・ノーヴァ5番に住み
その後キャタモーネ通り32番に「ヴィナーチャ兄弟」の名前で会社を設立 その後カタラーナ通り53番に引っ越した ヴィナッチャの弟子
パスクアーレ・アンガラ
パスクアーレ・ディサント
STRIDENTE ストリデンテ
MICHLE MARATER ミケーレ・マラテア
Giovanni Kasermanジョヴァンニ・ケーゼルマン
フラテリ・ヴィナッチャの弟子
Gennaro Rubino ジェンナロ・ルビーノ
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